今日も寒いですね〜。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて2/23(金)にブルックリンタバナクルクワイアのコンサートに行ってきました。
ブルックリンタバナクルクワイアといえば大人数のクワイアですが
今回は"Singers"ということで、1回目の大阪同様10数名のsingersとバンドの方達が
来られていました。
その10数名という数でも、あの一体感と音量ってスゴイなぁと思いながら聴いていました。
前回も思ったのですが、シンバラ夫妻が言われている通り
このタバナクルのコンサートは、ホントにエンターテイメントとして
行われているのではないんですよね。
「イエス・キリストの愛をぜひとも知ってほしい」という目的が
前面に押し出されています。
コンサートの中で映像でなんですが、ある方がどのように救われたかを話されていました。
華やかな業界でのキャリアの中で薬物依存症になり
そこからなかなか抜け出す事ができず。もちろん仕事も辞めてしまい
そのうち路上生活を始め、食べる物が尽きてきて
体は完全に痩せ細り、「もう死ぬしかない」と思い始め
「こんな姿を家族に見られたくない」と身元確認ができないようにと
自分の身元が判別できるクレジットカードなどを全て破棄し
死ぬ準備をされていました。
その彼を見て、ある彼の友人が誘ったのがタバナクルの教会でした。
その時彼は、クワイアが涙を流し一生懸命に熱く歌っているのをみて
理解が出来なかったと言っています。
しかし、その教会にて自分の知らないたくさんの人たちが自分の為に祈ってくれている
のを見て心を動かされたそうです。
しかし教会へ通ううちに、彼の中にそれを邪魔する声が聞こえ始めてきたそうです。
その声に苦しまされる中、もうどう仕様もないと思った彼が
ただイエス・キリストに「助けてください」と求めたんです。
すると、その声が一瞬にして消え、彼の心が平安に満ちるようになったと言っていました。
そして彼は救われ、今ではクワイアの一人として讃美をしている。
と、ここまでだったんです。「わぁ、スゴイなぁ」と思ってたんですが
なんと、その彼がその証をするために一緒に来日されていたんです。
Singersの中にはいなかったので予想外の事にメチャクチャ嬉しくなってしまった
と同時に、こんな風に日本に来て用いられることを一番予測していなかったのは
実は彼ではないのかなぁと思いました。
どん底に落ちてしまった彼をこんな形で引き上げられるって
神様が用いられる条件は、ホントに神様が決められるんだなって思いました。
彼の弱さの中に、イエス様が「ここにいるよ」ということを証明され
そして、彼をこんなに素晴らしい形で堂々と顔を上げ生きていく事が出来るようにされた。
またしても、やられてしまいました。
自分の弱さにしんどくなったり、嫌気がさす時があります。
でも、その弱さの中でさえイエス様は可能性を発揮しようとされているんだと思うと
その弱さも完全に否定する必要はないんだな、と思いました。
来月はいよいよ、タバナクルの教会に行ってきます。
また、レポートさせていただきますね〜。